東日本大震災前から調査を行ってきた、岩沼プロジェクトの最近5年間の研究成果をご報告するシンポジウムを開催いたしました。 約70名の方にご参加いただき、研究内容についてフロアからも活発なご質問・ご意見をいただきました。 パネルディスカッションでは、今後得られた知見や経験、反省をどのように平常時から震災時まで活かしていくかについて、フロア、パネリストとともに活発な意見交換がなされました。 ご参加いただきました皆様方、誠にありがとうございました。 引き続き、よろしくお願いいたします。
【概要】 テーマ: 「-災害、ソーシャルキャピタルと健康-東日本大震災からの示唆-」
内容: 1) 開会の挨拶 ・近藤克則(千葉大学予防医学センター・教授, 国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター・ 老年学評価研究部長) 2) ビデオメッセージ ・Ichiro Kawachi(ハーバード大学公衆衛生大学院・教授) ※ご多忙のため、残念ながら当日放映できず。 3) 東日本大震災で被災した自治体の首長としての経験 今後の対応への提言 ・井口経明様(前宮城県岩沼市長 ) 4) 震災被害による認知機能低下とソーシャル・キャピタルを活用した予防の可能性 ・引地博之(ハーバード大学公衆衛生大学院・研究員) 5) 被災と双曲割引-岩沼プロジェクト経済実験の知見から ・澤田康幸(東京大学大学院経済学研究科・教授、アジア開発銀行ADB チーフエコノミスト) 6) 岩沼プロジェクト総論-5年間のプロジェクトから得られた減災に向けた示唆 ・相田潤(東北大学大学院歯学研究科・准教授) 7) パネルディスカッション・討論 ・進行:小坂健(東北大学大学院歯学研究科・教授) ・パネリスト:近藤克則、澤田康幸、相田潤、坪谷透、引地博之 8) 閉会の挨拶 ・近藤克則(千葉大学予防医学センター・教授, 国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター・ 老年学評価研究部長)
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