JAGESからの意見(p74)も反映されたレポートが出ました コアインディケーターとして15指標(p27、数え方により16指標)とその操作的定義とデータ源(p30~)が示されています 1. 公正・公平(Equity):指標3~15を用いて2指標を算出) 1.獲得可能な最高値と平均値の差 2.2つの参照値(最高と最低)間の差 高齢者に優しい環境アウトカム 2. アクセス可能な物理的な環境 2.近隣の歩きやすさ(walkability):行政データと自記式調査 4.公共空間や建物へのアクセスの良さ:行政データと自記式調査 5.公共交通機関へのアクセスの良さ(車両と駅の2指標):行政データと自記式調査 6.住まいを得られる経済力(居住費が等価所得の30%未満の者の割合):行政でターと自記式調査 3. 包摂的な社会環境 7.高齢者に対する社会のポジティヴな態度:行政データ(虐待maltreatmentの割合)と自記式調(尊重され,社会に包摂されていると感じている割合) 8.ボランティア活動への関与:行政データと自記式調査 9.有給の雇用:行政データと自記式調査 10.社会文化活動への関与:行政データと自記式調査 11.地域の意思決定への参加:行政データ(投票率)と自記式調査(政治的経済的社会問題に関する意思決定への参加) 12.情報の利用可能性:行政データと自記式調査(健康問題とサービスに関する連絡先を知っている人の割合) 13.健康と社会サービスの利用可能性:行政データ(在宅・地域密着サービスを受けている人の割合)と自記式調査(自宅や地域でサービスを受けられると回答する人の割合) 14.経済保障:行政データ(貧困率)と自記式調査(過去一年間の経済的ゆとり) well-being(幸福・健康)へのインパクト 15.QOL(quality of life):行政データ(平均寿命)と自記式調査(5段階主観的QOLで4以上) 開発に使われた枠組み:インプット、アウトプット、アウトカム、インパクト(p13) 指標選択の10視点(p24),操作的定義(p30-),補足的7指標なども示されています |